Quality
外壁は、ALC(軽量気泡コンクリート)旭化成「ヘーベルパワーボード」を標準としています。
ALCは高層の建物などに使われることが多く、耐久性と耐火性が高いことが特徴のひとつです。一般的な外壁材に比べて基材の寿命自体も長いです。
私たちは、このALCに超高耐久のシーリング材「AKシール」と、塗装「イベリアン」を使うことで、長期間のメンテナンスサイクルを実現しました。
またALCは非常に軽いことも特徴です。普通のコンクリートに比べ重さは4分の1程度で、水に浮いてしまいます。外壁の重量が軽いということは、万が一の地震にも有効です。
お家のメンテナンスを考えた時に、一番最初に思い浮かぶ場所は外壁だと思います。
昨今の住宅は、外壁の長期メンテナンスを表示する材料も多くなりました。しかし、お家づくりでは外壁以外にも雨水の侵入を防ぐために大切な役割をしている部分は多く存在します。
「雨仕舞(あまじまい)」と言われますが、雨水の侵入や雨水を排水するための板金(薄い鉄板)部材が代表的です。
私たちは一般的なガルバリウムより耐久性が高い「耐磨カラー」を使用することで、長期化するメンテナンスサイクルにも対応し、同時期に外壁のメンテナンスがおこなえるようにしています。
シロアリ対策はさまざまな方法がありますが、私たちは「シロアリを入れないこと」を大切にしています。
コンクリート一体打設で造る基礎は隙間ができないため構造的にもシロアリに強い特徴がありますが、住宅の基礎は宅内へ水道管や排水管を入れるための貫通部分がどうしてもできてしまいます。
私たちは、基礎を貫通するところには「防蟻材」シーリングを使用して隙間を埋める施工をしています。
いろいろなシロアリ対策はありますが、侵入させないことが一番シンプルで一番効果があることではないでしょうか。
どんなに高耐久な材料を使用しても、湿気などを滞留させてしまうことでお家の劣化は進んでしまいます。
その滞留を防ぐために造られるのが通気層であり「通気工法」です。
私たちの造るお家は、外壁面・屋根面・そしてベランダ部分とすべての箇所において通気をおこなえるよう施工をしています。特に通気の入口となる部分には「防虫ベンツ」を使うことによって、通気量を確保しながら雨水や虫の侵入をしっかりと防ぐ仕様となっています。
防虫ベンツのハニカム構造ってすごいですよ!